九条の会・石川ネット

輝け９条！
平和憲法公布６６年記念石川県民集会

当日は３３０名の方々が参加され、翻訳家の池田加代子さん、９条の会・石川ネット呼びかけ人を代表して弁護士の岩淵正明さんが講演をされました。参加された皆さん、ありがとうございました。

集会ではアピールが採択されました。

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• 2012年11月6日　赤旗

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集会アピール

本日、私たちは、日本国憲法公布６６年の記念日を迎えました。日本国憲法は、多大な惨禍をもたらした侵略戦争と、戦前の専制政治への深い反省のもとに、平和憲法として制定されました。中でも憲法第９条は、武力では国際紛争を解決できないとの教訓から、戦争放棄・戦力不保持を掲げた人類の叡智の結晶です。

しかし、この平和憲法を変えようとする政治の動きが日々進んでいるのも事実です。５月の憲法集会以降の主だった動きとして、以下のものがあります。

1. 国会の衆参憲法審査会では、改憲に向けて､国家緊急権、戦争放棄条項、国民の権利・義務、天皇などの議論が進行しています。
2. 第９条で禁止されている集団的自衛権の行使容認に向けて、国家戦略会議の分科会が野田首相に報告書を提出しました。さらに自由民主党は、安倍総裁が憲法改定を次期衆議院選挙の争点にするとし、集団的自衛権を容認する内容の国家安全保障基本法案の成立も目指しています。
3. 沖縄県民の反対を押し切って、アメリカ海兵隊の輸送機オスプレイの沖縄普天間基地への配備がされました。

このように、改憲の動きは、平和憲法そのものを変えようとするものと、それに先立って平和憲法を骨抜きにしようとするものとが、並行して進められています。

しかし、私たちの日本国憲法とりわけ憲法第９条は、多くの国民に支持され、その思想は、世界の人々、そして世界の国々に大きな影響を与えています。平和を求める世論は、大きくなることがあっても、小さくなることはありません。

私たちは、日本国憲法公布６６年の記念日に当たり、第９条を守り、その理念の実現に向け、さらなる運動の拡大を確認し合い、集会アピールとします。

　　

２０１２年１１月３日

「輝け９条！平和憲法公布６６年記念石川県民集会」参加者一同

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当日のプログラム

日時	２０１２年１１月３日（土・祝） 午後１時３０分開場
会場	石川県教育会館
内容	午後１時３０分　開場 午後２時　開会 第１部 「危機に立つ憲法」 岩淵正明弁護士（呼びかけ人） 第２部 「憲法２５条と９５条からひらけてくる３．１１後の世界」 池田香代子さん（翻訳家） 第３部 石川県内の９条の会の活動報告 午後４時３０分　アピール採択、閉会
参加費	５００円 ただし、高校生以下、障がいのある方は無料
その他	手話通訳があります。 会場では様々な９条グッズの販売もいたします。

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